*オーセンティックバーノート*

女ひとり、オーセンティックバーへ行く。

ストロー2本の謎

 

「どうしてストローが2本ついているか知っていますか?」

 

 

 

 

日差しが力強さを増してきた。

 

こんなふうに暑くなってくると飲みたくなるのが

フローズンカクテル

 

フローズンカクテルの代表格といえば、

フローズンダイキリ

 

女性に人気が高いのが

フローズンマルガリータ

 

 

私はダイキリのさっぱり具合が好きなので、

フローズンダイキリを注文することが多い。

 

シャーベット状のキラキラした姿に

滑らかな口当たり。

しかしダイキリなのでお酒の度数は高め。

 

 

 

かのヘミングウェイで有名なフローズンダイキリだが、

あるとき、こだわりを持ったお客さんが、

 

 

「フローズンダイキリヘミングウェイスタイルで」

 

 

と注文した。

 

 

そのお客さんが言うには、

ヘミングウェイのフローズンダイキリ

シャーベット状ではなく、

クラッシュアイスが入っていたそうだ。

 

 

私はヘミングウェイの「老人と海」を読んだことがないので、

そこのところを確認したわけではないが。

 

たしか、ハンフリー・ボガートが映画の中で

オードリー・ヘップバーンに作っていたカクテルも、

クラッシュアイスがそのまま入ったカクテルだったと思う。

 

 

 

そんな話をバーテンダーさんにしてみると、

 

 

 

「そのころはまだ

 今のようなフローズンカクテルを作れるブレンダーがなかったので、

 氷を砕いたクラッシュアイスで作っていたんですよ。」

 

 

と。

 

なるほど、そうだったのか。

 

 

 

いつものバーでは

フローズンダイキリを頼むと、

カクテルグラス プラス ショットグラス1杯分

出てくる。

 

大きめのカクテルグラス1杯分

できてしまうようだ。

 

 

そのグラスに短めのストローが「2本」

添えられている。

 

 

 

「え?これ、2本いっぺんに吸うの?」

 

 

「1本で飲んでいただいて結構ですよ。」

 

 

「じゃあ、なんで、2本ついているの?」

 

 

「氷がストローにつまって飲めなくなってしまった時のために

 2本お付けしています。」 

 

 

 

はあ。わかってみれば何のことはない。

 

単に見た目がいいから、とかではなかったのか(笑)

 

 

 

 

今のところまだ

ストローに氷がつまってしまったことはないが、

 

もしつまってしまっても

それはそれでちょっと面白いかもしれない。