*オーセンティックバーノート*

女ひとり、オーセンティックバーへ行く。

ホテルのバーラウンジ

 

「じゃあ、行ってくるね。」

 

 

 

 

ホテルのスリッパから、ローファーに履き替え、 

部屋に友人らを残し

私は一人、ホテルのバーラウンジに向かった。

 

はじめはみんなで行く予定だったが、

旅の疲れからか、部屋でゆっくりしたいと皆脱落してしまった。

 

 

 

ホテルのレトロな雰囲気と、バーラウンジの一段照明を落とした店内が、

昔風のシガーバーを連想させる。

もっとも私はタバコも葉巻もやらないので、単なるイメージだが。

 

バーラウンジの入口には、メニューが置いてあり、

一応ざっと見てみる。

 

中から女性バーテンダーあるいはホテルスタッフが出てきたので、

入る意志を告げた。

 

 

通されたのは、カウンターではなく、

窓際の眺めの良い席。

 

 

 

…に一人(笑)

 

 

 

カウンターに通してもらった方が良かったかな…

と少し考えたが、

このホテルの売りの1つに、庭園の眺めがある。

 

 

つまり、良い席に通してくれたのだ。

 

 

なので、甘受することにする。

 

 

ホテルのバーラウンジは、眺望を売りにしているところが多い。

 

他のホテルでも、席が空いていれば、

一人であろうと眺めのいい席に通される。

 

 

この日のカウンター席には一組のお客さんがいて、

チーフらしきバーテンダーさんと楽しそうに話をしていた。

 

他にテーブル席にもう一組。

雰囲気は仕事関係のようだ。

 

 

先ほどの女性スタッフさんがメニューを持ってきた。

 

あれ?このホテルのオリジナルカクテルをHPで見た気がするけれど。

 

顔を上げて彼女を呼び、訊いてみる。

 

 

「すいません。ここのオリジナルカクテルはありますか?」

 

 

メニューには載っていないけれどあるという。

わりと最近始めたようなので、

まだ、メニューには掲載されていないのかも。

 

 

ベースがテキーラなので、 

一杯目にそのカクテルを注文する。

ジンだったらあきらめてた。

 

 

ほどなくカクテルが運ばれてきたので、

写真を撮っても良いか確認したら、快諾をもらった。

 

今はインスタグラムのおかげか、

写真を撮られることはお店の宣伝になるので、

大体においてOKをもらえる。

 

ただし、ホテルの場合は特に、

 

“他のお客様のご迷惑にならないように” 

 

要は、関係ない人が映り込まないように気を使う必要が出てくる。

人様のプライベートを邪魔しないためだし、

後にトラブルを招きかねないのだ。

 

 

 

ホテルオリジナルカクテルは、口当たりも良く、

すぐに飲み終えてしまった。

 

 

 

せっかくだから、次もここでしか飲めないカクテルにしよう。

 

呼ぶ前にメニューを持ってきてくれた。

 

オリジナルカクテルや季節限定のカクテルを作っているバーは、 

先にメニューを見せてくれるところが多い。

もしくは、壁や黒板にメニューが書き出してあったりする。

 

そういうのを見るのも楽しい。

 

 

 

この日は一時間ほどゆっくりして、

明日の為に早めに部屋に戻った。